私が製作中のループアンテナを紹介します.
アンテナを撤去しなければならなくなったため作業中止です.(2002/04/24)
撤去前に共振周波数を調べたので書いておきます.
1辺の長さ2.5m,直径3mmのアルミ線を4回ソレノイド的に巻線間隔3cmで巻いたところ,同調下限周波数が480kHz,同調上限周波数が1570kHz程度でした. このため,インダクタンスを下げるように巻き方をスパイラルに変更することを検討中に撤去しなければなりませんでした.
室内の雑音を回避するため屋外設置とする.
利得を稼ぐためなるべく大きなものとする.
室内からアンテナの回転と同調操作を可能とする.

2001年4月に一度完成したアンテナ.
性能に満足できなかったので作り直している.
同調部はほぼ完成.
アンテナの枠組みもほぼ完成.
アンテナの巻線と同調可能周波数の調整が残っている.
エアバリコンを回して同調を取るために,タミヤの4速クランクギヤーボックスセットを用いた.
モータへの給電はアルミケース内に電池ごと収めてしまい,リレーによりコントロールすることにした. アルミケースに納めるのはモータから出る雑音を軽減するためである. モータへの給電線を長く引き回すのはよくない. 給電線が長いと給電線による電圧降下が激しいだけでなく,モータから発生する雑音を周囲にばらまくことになる. モータには電極部分に0.1μFのセラミックコンデンサを入れて雑音対策とした. 内部の配線などはツイストペアとしてモータからの雑音を極力拾わないようにし,その上から導電性のテープを巻いてシールドとした.
バリコンの位置検出は,ポテンションメータをギアボックスで回転させて,ポテンションメータの電気抵抗をテスタなどを用いて読み取ることにより行う.
エアバリコンは430pFの2連バリコンを並列接続にして用いた. これによりバリコンの容量は,最大約860pF,最小約20pFとなった.
エアバリコンの軸(直径6mm)とギヤーボックスの軸(直径3mmの6角形)は直径が異なるため,プラスチックの部品を用いて3mmを6mmに変換しカップリングで接続した. ギヤーボックスにはもともとクラッチ機構があるので,バリコンの回転限界に達すると自動的に空回りする.

アルミケースに納めたギヤーボックス,電池,ポテンションメータ,リレーの様子.
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板とバリコンの軸が平行になっていないのは私の加工精度が悪いため.
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アルミケースに見えているのはリレー制御,ポテンションメータのためのコネクタである.
アンテナの土台はTVアンテナ用の屋根馬を使用した.
屋根馬だけでは倒れてしまうので,塩ビ管VP40の1mものを3本用意した. 2本は半分ほど地面に埋めこみ,もう一本を2本を結ぶように配置した. 塩ビ管と塩ビ管,塩ビ管と屋根馬の結合には工事現場などで使う足場用パイプのクランプを用いた. さらに,張り線をして倒れにくくした.
ローテータは小型アンテナ用のもの(YAESU G-250)を用いた.
アンテナマストはTVアンテナ用(1.8m)を用いた.
クロスマウントは自作. U字ボルトや塩ビ管固定用のサドルなどで構成.
アンテナのスプレッダーは1.8mの竹竿4本を使用. これにより1辺の長さは2.5m程度となる(面積は6.3m2程度).
4回程度巻けば500kHz〜1800kHz程度まで共振するはずである.

アンテナの高さはほぼ2階の床程度.
まだ,線は巻きつけていない.

アンテナの土台は写真のように張り線をした.
2002年4月3日夜から4日朝にかけて,かなりの強風があったが大丈夫だったので強度は思ったよりあるようだ.

クロスマウントは25cm×25cmの木の合板.
ちなみに,上に見える送電線が電波を再送信しており指向性を狂わせていると思われるがどうしようもない.